〜2010年 元旦風書〜

New Year Fusho 2010

2010年の元旦風書は『五体倒地』です。
昨年はチベット旅のでラサまでの1000キロを、地面に身の丈分を
尺取り虫のように 伏しながら巡礼していたチベット人の出会いました。
その劇的な思いを胸に、今夏(7月、8月)に開催する「チベット展」むけて風書しました。
物質世界に住む私たちが忘れていることを、過酷な自然環境の中で
精神世界に身を置く チベットの人々が教えてくれたような気がします。




苦しかったチベット、しかし熱い信仰心と
素朴な人々の笑顔がまた創作の力をくれました

この作品は五体倒地と同じように地面に
出来るだけ接近させる書き方をとりました

八ヶ岳の寒さもパワーに変えます 
チベットの5000mの雪の峠がよみがえりました

‘倒’の最終画はラサやカイラスへ巡礼する
人々の遠き道のりを表現しています

元旦の冷気が熱い心を心地よく冷まします
本年の風書展に向けて新しい出発です

「祈り」の地をテーマに本年は「浄土三部経」
2万7千字の写経にも挑戦しています