東京在住 7歳より書の世界へ
20年以上にわたり芸術書、実用書の両分野を駆使し、毛筆演出の仕事に携わる
一方2002年より世界の辺境を二輪や自転車、登山の方法で調査し
現地で体感する空気や万物を墨だけで表現する『風書』のスタイルを確立
日本初の「風書家」として活動を開始
単色で現場の臨場感を表現する『風書』は新しい墨の世界を構築し、
国内外で個展を開催  世界7大陸での感動創作が目標
2010年、国立極地研究所の「南極シンポジウム」に芸術分野から初めて参加し、
科学に限られていた極地での芸術活動の意義を発表した。2015年、アルゼンチン
文化省南極局と国際協力が主催する『南極芸術プログラム』に
日本の芸術家として初めて招聘され、南極入りを果した。


Entered into the world of calligraphy at her age of seven.
Has been working on practical calligraphy for business and social,
while creating calligraphic art for more than twenty years.
While living in Tokyo, Kaori has explored frontiers all over the world by
motorcycle, bicycle and trekking since 2002, and expressed what she felt at
each place on pieces of paper with brush and Sumi ink.
FUSHO draws the air and all the things at each place with brush in single color
of black ink.
Such a creative art style was named FUSHO, literally, calligraphy of wind.
Now as Master of FUSHO Kaori holds private exhibitions in Japan and abroad.
Her current goal is to complete creating FUSHO works on all of the seven
continents of the globe.
In 2010 Kaori participated in the Antarctica Symposium held by the National
Institute of Polar Research
for the first time from the field of art, and presented the significance of an
artistic
activity in the polar regions where activities have been limited to the
scientific research.In 2015 Kaori was invited to join the "Art in Residence Program in Antarctica"
sponsored by the Direction National Antarctica, Argentina Ministry of Culture,
and the International Cooperation. She completed her activity
in Antarctica as the first Japanese artist invited to the Program.




<Trip>
    2017年 北極圏 ノルウェー スヴァールバル諸島スピッツベルゲン
    2015年 南極大陸 エスペランサ基地 『Art in Residence』
    2013年 南米チリ アルゼンチン パタゴニア氷河山群探訪
          南米ベネズエラ ギアナ高地 ロライマ山登頂
          エンジェルフォール直下到達(アウヤンテプイ)
     2011年 ポーランド アウシュビッツ絶滅収容所
    2009年 チベット横断 6500キロ
    2007年 ネパール ヒマラヤ探訪
    2006年 イングランド NH ストーンヘンジ
    2004年〜2005年 アフリカ・サハラ砂漠往復縦断 18000キロ
    2003年 アラスカ半島縦断 3000キロ
    2002年 北米大陸横断 5500キロ


    2017 The Arctic Circle, Spitsbergen Island, Svalbard, Norway
    2015 Base Esperanza in Antarctica 『Art in residence』
    2013 Expedition at Guiana Highlands - Patagonia Glacier
    2009 6,500km (4,000miles) by motorcycle through Tibet
    2007 Trekked the Himalayas, Nepal side
    2006 Visited the Stonehenge, England
    2004〜2005 18,000km (11,300miles) by motorcycle through the Sahara
    2003 3,000km (1,900miles) by motorcycle through Alaska
    2002 5,500km (3,400miles) by motorcycle through Route 66, the USA


<Exhibition>
    2016年1月 三越日本橋本店はじまりのカフェギャラリー
    2015年9月 世田谷美術館区民ギャラリー
    2014年9月 東京京橋・ギャルリー・コパンダール
    2013年10月〜2014年8月 モンベルサロン全国14カ所巡回展
    2012年5月 International art fair,(アルゼンチン ブエノスアイレス)
    2012年4月 東京京橋・ギャルリー・コパンダール
    2011年3月 International Artexpo (ニューヨーク)
    2010年7月8月 モンベル渋谷サロン、町田サロン巡回展
               <セカンドイベント>
               *トークショー開催
    2009年9月 Y150横浜博「風書」揮毫展示
    2009年6月 JICA地球広場でテレビ会議遠隔風書の作品展示
    2008年11月 世界銀行情報センター(PIC東京)
               <セカンドイベント>
                *『風書』遠隔テレビ会議プロジェクト開催
                 (世界銀行&国際協力機構JICA共催)
                *トークセッション開催
    2007年9月10月 モンベル渋谷サロン、町田サロン巡回展
               <セカンドイベント>
                *トークショー開催
    2007年3月  The Foreign Correspondents' Club of Japan
             (日本外国人記者協会)
    2006年12月 International Art Fair, Gent(ベルギー)
    2006年11月 Brian Harkins Oriental Art, LONDON(イギリス)
    2006年11月 東京ビッグサイト インテリアフェアエントランス
    2006年10月 ノリタケの森ギャラリー コラボExhibition
    2006年8月 三越日本橋本店 工房杢とのコラボExhibition
    2006年8月 世田谷美術館
    2006年4月 目黒美術館
    2006年2月 Gallery Ishida Tokyo
    2005年9月 世田谷美術館Annex 清川泰次Gallery


         文部科学省最高位1級認定毛筆指導者
         文部科学省最高位1級認定硬筆指導者
         毛筆書写検定1級「文部科学大臣賞」受賞
         日本賞状技法士協会1級 指導者

 〜 Message from Tsukikaze 〜

・・・自然の驚異に、人間の生きる力に圧倒され続けて・・・

旅をしていると そこでしか見ることが出来ない 太陽や月、星があったりします。
人間の営みもそうです。旅の内容が深ければ深い程 感動って大きくなるんですね。
それはある意味 目的地にたどり着くまでの 道のりにある気がしてなりません。

旅の最後はいつもそこで逞しく生活している『人』に行き着きます。砂漠の真ん中で出会った少女の暮らすスラムへ潜入したり、マリの秘境、バンディアガラのドゴン村では学校を訪問したり、モロッコではハマム(公衆浴場)を体験したり、出来るだけ現地人たちと交流します。現地の匂い、生活色、言葉、習慣、全てが私に刺激を与えます。

また、それぞれ国の素晴らしい風景や、感動的な遺産のほか、今、地球全体が直面しているさまざまな問題に出会います。人種差別、貧困、民族対立、宗教問題、医療不足、食糧難。特に環境面では、地球温暖化に伴うアラスカの永久凍土の壊滅や、アフリカの砂漠化が進むサヘル地帯、ネパールのヒマラヤ氷河の後退など、現場での直接的異変と危機感を感じずにはいられません。

こうした現地の本当の姿を見て感じ取ることが、作品創作大きな力となるのです。
だから可能な限り自分の足で、『感じる場所』へ近づきたいと願います。地球の森羅万象、
『風』を感じることが、『風書』の全てなのです。

こうした活動から、日本においても、その現場の『氣』を取り込んで揮毫する『風書』
を展開しています。今後の月風の活動にどうぞご期待ください。

 





砂漠のライドでみたものはなんだったのだろう・・・・

十分な装備と食料を備えながら絶え間なく襲う孤立感、
 
大自然の計り知れない力を感じながら ひたすらに、ひたすらに・・
 
人間の脳みそを踏みつけるように風紋に轍を刻みながら
 
サハラの笑みの窪みでいとも簡単に大転倒しながら
 
風の中に存在する虚無を探し続けた
 
そしてこの地に足を踏み入れた目的をも確認するはずだった
 
しかし 今 わたしは‘なんてことだろう・・・’
 
と かんじている
 
言い尽くせないほど サハラはどんな顔ももっている
 
鋭い眼光で‘サハラは美しい・・・’といったあの砂漠の民だけが
 
ほんものの風聲を知っていたのだ
 
ならば わたしはただこの砂の海を越えただけだったのだろうか・・

不思議なのだ
 
わたしはあの絶無の地に放たれた時間を
 
この上もなく贅沢におもう
 
太陽と 砂と 空がしかない世界で生きる力を試され
 
広大無辺な時空の はかない命を訓えられる
 
そのときに味わう風がすきだ
 
わたしは確かにその瞬間 全力を尽くしている

もしかしたらこの旅がおわるころに・・・すべての形容を越えて
 
‘砂漠は美しかった・・・’
 
と いいたい

サハラ砂漠モーリタニアルート激走2005.2/5
Hアルジェリーラ IN ヌアディブ 8:40着  日記より


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  月